欧米人はマスクを嫌う。なぜなら人の感情を読み取る際、口の動きを判断材料にする。
だからスマイルが上手。
自分は機嫌が悪くないですよ、あなたの敵ではないですよ、などと意思表示するのに必要な言語とも言えると思う。
一方、東南アジア諸国も同じだと思うが、日本では口よりも目で感情を判断する。
目は口程に物を言う、という言葉もある。
だから、日本人はマスクに抵抗はないが、目が見えなくなるサングラスには抵抗がある。
自分は日常で人と交わりがあるとすれば、アルバイト先がある。
深い関係ではないが、仕事の上であいさつやお礼、謝罪などをすることはある。
その際、お礼を感謝しているような声で言ってくれるが、目を見るとどこか違う場所を向いていたり、
真顔だったりする、こともある。
もちろん、目も笑っているようで、声とマッチしていると思える事もある。
いずれの場合にしろ、当人の真意というものは外からはわからないが、
少しでも相手にわかりやすくするには、両方統一させたほうがより高い確率で
相手に感謝の意が伝わると思う。
仕事をしにきており、仕事中だけの間柄だからそこまでしなくてもいい、と
考える人もいるだろうし、したいけど忙しさに追われてできない人もいるだろうし、
そもそもそんな事を考えたことがない人もいるだろう。
相手がコンピュータなら気にしない事を人間が相手だと気にする。
自動販売機に「ありがとうございました」と言われて、文句を自動販売機にいう人は
少ないと思う。
しかし、レストランの店員の挨拶に元気がないと不満になる、という人が以外といるのが
この世の中。
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